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イマドキ女子の新バイブル的ドラマをレビュー!【NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち】

2019.05.16 カテゴリー: おすすめ ドラマ レビュー

働く女性たちの頑張る姿は美しいものです。ですが美しいだけで済まないのが女性たちの世界。今回ご紹介するドラマはそんな女性たちに送る働く女性の働く女性による働く女性のためのクールで激しいドラマです!

目次

タイプの違うイマドキな登場人物たち

ドラマの舞台はニューヨーク。そこで女性向けファッション誌「スカーレットマガジン」に勤める女性3人がドラマの主人公です。

スカーレットで記者をするジェーン(ケイティ・スティーブンス)。SNSなどのメディアディレクターのキャット(アイシャ・ディー)。編集部のアシスタントのサットン(メーガン・ファヒー)。3人は親友で大胆な性格。

オシャレすぎる職場

ジェーンたちの働く「スカーレットマガジン」は女性向けファッション誌だけあってオシャレポイントがいたるところにあります。

3人が隠れてお喋りする衣装部屋やフルーツが盛り盛りの超巨大な給湯室(というかキッチン?)。そして職員たちがオシャレ。

オシャレオシャレうるさいですが、オシャレがこのドラマが人気な理由の一つだと思います。ジェーンたちの住むアパートや、だいたい毎話開催されるパーティなど、日常生活から仕事場までダサいシーンがほぼありません

オシャレな職場のダサい私がイケてる上司とフォーリンラブ」みたいなドラマはたくさんありますが、このドラマにはそんなもの一切ありません。ファッションショーをドラマにしたようなオシャレさです。

こんなにオシャレだったら毎日楽しいだろうなーとか思ったりしますよね。もちろん男性職員もダサい黒のスーツなんか着ません。ダンディ&セクシーです。

現代の女性を取り巻く問題に切り込みまくる

このドラマ現代の社会問題に意見をバシバシ言ってます。職場恋愛や性事情などの軽い話題から、ジェンダーや人種問題、レイプや銃など考えさせられる問題などなど…

自分は問題の扱い方や物語の進め方が上手いな〜と思って観てました。
基本的には女性の目線で物語が描かれるので、諸問題における主張も女性目線にはなります。ですが、作中の女性たちが一つの主張を訴えてあれが悪いこれが悪いと決めつけたりはしないんですよね。

女性の中でも様々な意見をもつ人がいるし、親友同士のジェーンたちでも主張の違いから喧嘩することもあります。難しい問題がテーマのときは解決しないなんてこともあるんです。

またレズビアンに関しては話に直接関わってくるのでシリーズを通して考えさせられます。いろんな世界があるんやな…って。

とにかく各話でさまざまな問題を巻き込んで話が展開していき、飽きることがありません。自分も気づいたら日本公開分をあっという間に消化してしまいました。
huluで配信している毎週金曜が待ち遠しいです…

女性たちの友情に乾杯!

やはりこのドラマの一番のポイントはジェーン・キャット・サットンの友情です。楽しいことも辛いことも3人で分かち合って生活していくその光景がああ眩しい…

シーズン1では主にキャリアや自分自身の内面を見直していきます。自分の個性であったり、性の嗜好、3人で助け合って様々な問題に立ち向かっていきます。

シーズン2では社会問題に関わっていくことで、考えの違いでぶつかり合いながらも3人は理解を深めていきます。

女性同士の友情と聞くとなぜかドロドロとしたものと思ってしまう節があるのですが(すいません)、3人の互いを思いやり行動する姿は社会人として、人間として参考にしたくなる素晴らしいものです。ただ観ていて親友が欲しくなるのはこのドラマのマイナスポイントですね!!泣

まとめ

お話自体も十分楽しいですが、私が好きなのはキャラクターの個性です。このドラマにはステレオタイプなアメリカ女性も生きるのに諦めたような弱々しい女性も出てきません。それぞれ女性たちが自分の意見を持ち力強く生きています。

ジェーンたちも話数を追うごとにどんどん成長してガンガン前に進んでいきます。なぜならそれは彼女たちが大胆なタイプだから

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2019.05.16 カテゴリー: おすすめ ドラマ レビュー